スカイミラーの旅5

雨の中にそびえ立つ二本の巨大な鉛筆のようなビル。それがペルトロナスタワー、ペストロナスツインタワーと呼ばれているビルだ。
1998年に完成した高さ452メートルの超高層建造物。モスクをイメージしたかのようなビルだ。
タワー1を日本のハザマが建設し、タワー2を韓国のサムスンが建築している。
2つをタワーを結ぶ橋は、フランスの建設会社が施工したそうだ。

ここは「国立記念碑」がある広場。 第一次世界大戦、第二次世界大戦、マラヤ危機(1948〜1660年)でなくたった人々を追悼するために1963〜1966年に制作された。これはアメリカ人の彫刻家・フェリックス・デ・ウェルドンの作品。彼のワシントンの海兵隊戦争記念碑(硫黄島記念碑)は有名である。そういえばデザインがなんとなく似通っているように思える。

ブロンズ像の台座には、

・「Dedicated to the heroic fighters in the cause of peace and freedom」   
  自由と平和のために勇敢(英雄)な兵士達に捧ぐ

・「May the blessing of Allah be upon them」   
  彼らにアッラーの祝福あれ

と書かれている。

現地ガイドさんに聞いてみると、マレーシアの高校生の日本で言う修学旅行生がよく訪れているそうだ。学校の社会見学でも来ていると言っていた。
「マレーシア建国にかかわる記念碑だものね」といった意味のことを私が言うと、ガイドさんは嬉しそうな顔でうなずいていた。

ここはマレーシアのイスラム教の行事の要でつかわれる、「国立回教寺院」。1965年に建てられたそうだ。
大礼拝堂には8000人が収容できる巨大なものだが、私達が来た時は、休館日だった。

ところで回教という言葉はどこから来たのだろう。現在はイスラム教というのが圧倒的に使われているが、昔は回教という言葉をよく耳にした。調べてみると中国や日本などの漢字文化圏で伝統的に使われてきた言葉だそうだ。なぜ「回」という字が使われるのだろう。本来は回回教であり、それが縮まって回教になったと言われている。回回とは北宋時代に現在の新疆ウイグル自治区に居住していたウイグルを指しての言葉だったそうだ。それがウイグルを訪れるイスラム教徒までを回回と呼ぶようになり、イスラム教が回教と呼ばれるようになったという説が有力だが、諸説色々とあるそうだ。

独立広場の周囲は美しく整備されている。イギリスの植民地であったため、その雰囲気は残っている。

独立広場に出ていた屋台でかったものがある。
それが右の「スーパーリング」。
マレーシアに行く前に、お土産物をネットで検索していた時に発見したのが「スーパーリング」。
どこで売っているだろうかとコンビニがあった時にさがしたが見つからなかった。
それが屋台で売っていたのでさっそく買うことにした。味は日本で言うなら、カール味。
日本人の口にもあう美味しさだ。値段の相場がわからないので、次に行くセントラルマーケットで探してみようと思った。

ここがセントラマーケット。たくさんのお店があり、錫の食器の販売から子どものおもちゃまであり、ちょっとしたデパートみたいな感じだ。外国からの観光客も多く、ツアーのバスの発車待ちの人がたくさんいた。
お目当てのスーパーリングもあったのでおみやげとした。

この日は夕食がついてなく、各自がホテルの外に出て食べることになっている。 私達はガイドさんにお願いして、ホテルの近くの大きなスーパーマーケットに連れて行ってもらった。

ビルの中はイオンモールのように広く、いろんなお店があった。
韓国のお店の化粧品発表会があるらしく、テレビの韓国ドラマで見るようなスタッフと音楽が流れていた。
スーパーの食品売り場も広く、そこで今夜の夕食となるものをゲットすることにした。

さて、明日はこの旅の目的であるスカイミラーに行く。
予備知識がないので、どんな所だろうかと、期待に胸が膨らむ。