ダンボールクラフト

ダンボールの工作の講座が大阪歴史博物館である、という案内を見つけた。
小中学生が対象だろうなあと思ったが、「どなたでも参加できます」と書いてあったので、応募することにした。

会場になった部屋には、出来上がりのダンボール模型が並べてあった。
講師は「diorama radio 藤川哲也」さん。
これまでの作品を見せてもらったが、集めると街ができるほど。

材料はすべて準備されていて、持ち物は「ハサミとカッター」を指定されていた。 私はカッターは用意していたがハサミを忘れていた。それも借りることができ、スムーズに進むことができた。

カッターで切っても机が傷つかないようなマットやものさしも準備されていた。 講師の先生が用意したダンボールには、あらかじめ鉛筆のようなもので設計図が書かれていた、

気に抜いたものを直方体に形作って、のりづけをする。輪ゴムでしばらく固定。

接着剤が固まるまでの間を利用して、ここ大阪歴史博物館の学芸員さんから「大阪市立中央公会堂」の歴史についてお話があった。
中央公会堂は1913年(大正2年)に着工され、1918年(大正7年)に竣工している。そのとき設計のコンペがあり、1位にえらばれたのが上の写真の岡田信一郎さんのものだそうだ。
中央公会堂の特徴は、材料がすべて国産だということ。白い大理石も赤いレンガも国産である。その赤いレンガを作ったのがどこかというと、堺市だということだ。大正時代、日本のレンガ生産量は堺市がトップだと言う。現在は北海道だそうだ。

2位、3位になった作品も見せてもらった。今のデザインと全く違っている。
もし違うデザインが採用されていたら、中央公会堂付近の風景も違って見えるだろうなあと思った。

3つのダンボールの直方体に色を塗る。パステルを貸してもらって、実物の写真を見ながら色を塗る。 窓の形や柱の位置などは、本物そっくりにしてもいいし、私のように自由にデフォルメしてもおもしろい。

植木と建物の上にある避雷針の模型はサービスでいただいた。
かまぼこ板のような板、バルサ材のようだが、それもサービス。そこには講師の先生が用意された「大阪市中央公会堂」のネームシールを貼って出来上がり。

一緒に作った人たちの作品。 同じ材料、同じ資料を使っても、出来上がりが違うのがおもしろい。今回は大阪市中央公会堂がモデルだったけれど、大阪や全国の有名な建築物をモデルにして、ダンボールクラフトが楽しめそうだった。
来年もあったら、行ってみようかなと思った。