すなば珈琲

スタバじゃなくて、すなば

鳥取駅前までもどってきた。
お目当てはいっとき世間を騒がしたあの「すなばコーヒー」店だ。

珈琲店のドアを開けるとマツコのお出迎え。こんなことが書かれている。

「マツコ・デラックス様へ
 いつも鳥取県に並々ならぬ関心を持っていただき、また誰よりも応援(心配)してくださいまして誠にありがとうございます。
 貴女様がMCを務める番組「月曜か夜更かし」で鳥取問題を数多く取り上げて頂き、それをきっかけに「すなば珈琲」をオープンするに至りました。
 おかげさまで連日満員の大盛況になりまして、心より感謝申し上げる次第でございます。
 当店では、マツコ様がいつの日かご来店されるのを心よりお待ちしております。
いつお越しいただいても決して失礼のないようにと、専用の指定席とマグカップもご準備させて頂きました。
 とびっきり美味しいコーヒーを淹れされて頂きますので、ぜひともお立ち寄りくださいませ。
                         すなば珈琲一同    」

横にはミニチュアの砂場の遊び場がある。さて、マツコはここに来たのだろうか。
そもそもこの「すなば珈琲」は、鳥取県知事の平井知事が「鳥取にはスタバはないけれど、日本一のスナバがある」という発言が発端になっている。
スタバがないなら地元の企業がつくろうと考えたのが「すなば珈琲」。現在では8店舗もある。
スターバックスコーヒーは、2014年4月に全国都道府県の最後の県である鳥取県に開業している。

店内はパッと見たところは普通の喫茶店。テーブルとカウンター席がある。お昼時なのでかなり混み合っている。
ところが奥の狭い通路を通ったところに「すなば珈琲」所以の砂場の席がある。

このルームの床は砂場になっているのだ。

お昼のランチをいただく。

これが「すなば珈琲」。
「砂焼きコーヒー」というのがあった。「248度に熱した鳥取砂丘の砂でじっくり焙煎した豆を使用しています。酸味が少なく、独特な風味と苦味をお楽しみ頂けます」と書かれていた。

コーヒーを飲んでいると、何か底に文字が書かれているようだ。
「あたり」とか『もう一杯飲めます」とか「おかわり無料です」なんて書かれているのかなあ、と思いながら飲み干すと、
ラクダとコーヒーカップの絵と、PREMIUM QUALITY の文字が現れた。
なるほど「月の砂漠」だな。

レジのある壁に日本地図が貼ってあった。
「目指せ!! シアトル!!」と書かれている。
お店の人に許可を得て写真を取る。
日本全国からこの「すなば珈琲」に来ていることが、刺してあるピンによってわかる。 「東京から来ました」とか「北陸から来た」などのメモがはられている。なかなかおもしろい。

シアトルというのは、スターバックスコーヒーの発祥の地。1971年にアメリカ・シアトルに第1号店が作られたそうだ。

私は1980年代にアメリカに行ったとき、シアトルで飛行機の乗り換え待ちをした。そのとき、空港のスターバックスに入ったことがある。
その時、「スターバックス?、変わった名前だなあ」と思った。
ネットで調べてみると、「メルビル作『白鯨』に登場するコーヒー好きな航海士の名前がStarBuck だったことと、シアトルにあるレーニア山の鉱石採掘場Starbo から名付けられた」そうだ。

https://www.yuraimemo.com/947/

日本に帰ってから、スターバックという登場人物がでてくる映画を見たことがあるので、スターバックという名前の人がいることは知った。しかしメルビルの白鯨にもスターバックという人物がいたことは知らなかった。

鳥取駅前の「すなば珈琲」は「スターバックスコーヒー」と全く違いことがわかって、これも面白かった。鳥取県民のユーモアセンスを感じた店だった。

 

 

 

 

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