「風見鶏さん」のブログにあった「砂の博物館」に行ってきた。
JR「鳥取駅」からバスに乗って約20分。「砂の美術館前」で下車。
鳥取駅の周辺にも「砂の美術館」のポスターや案内の写真があちこちにあった。
「私も作る手伝いをしよう」とバケツに手を伸ばす妻。
本当はこの人達が砂の美術館の作品を作った人たち。 イタリア、ロシア、ベルギー、オランダ、アメリカ、オーストラリア、カナダ、リトアニア、ラトビア、そして日本の10カ国20人の人達が制作に関わったそうだ。
まずは全体の様子を見てみよう。
なんとも壮大な作品群だ。 そばに寄ってみると、細部まで丁寧に作っているのがわかる。
本当に砂でつくってあるのかな?と思わず疑ってしまうほど。
こんな帆船や森の木々も。鳥取砂丘の砂で作ってあるというのだから驚き。
「砂の博物館」のホームページがある。そこから引用させてもらったのが以下の文。
写真は砂の厚みがわかるように撮したもの。これくらいの厚みがないと掘ることができないのだろう。
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自然が気の遠くなるような年月を経て作り出した造形美である「烏取砂丘」。
そこに人の力で新たな造形美を創り出し、この地を訪れる人に今までにない感動と感激を与えたい。そんな思いが現実となり、2006年11月18日に「砂」を素材にした彫刻作品である「砂像」を展示する「砂の美術館」が開館しました。
砂像彫刻家兼プロデューサーとして国内外で活躍している茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務め、毎年海外各国から砂像彫刻家を招き、世界最高レベルの砂像を展示しています。
砂の美術館は、「砂で世界旅行」を基本コンセプトとし、毎年テーマを変えて展示を行なっています。会期が終われば、砂像はもとの砂にかえっていきます。限られた期間しか存在することができない砂像。その儚くも美しい造形を創り上げる為に、砂像彫刻家は情熱を注ぎ込みます。 永遠に残らないがゆえの美しさが、砂像のもつ大きな魅力の一つなのです。 出来上がった作品の精巧さや迫力はもちろんのこと、決まった場所に限られた期間しか存在できない砂像の持つストーリーを感じながら鑑賞すると、より砂像の魅力を感じて頂けると思います。
第1期展示(テーマ/イタリア・ルネサンス)は屋根のない完全な屋外で展示をおこないました。その後、第2期展示(テーマ/世界遺産・アジア編)、第3期展示(テーマ/砂で世界旅行・オーストリア編)、第4期展示(テーマ/砂で世界旅行・アフリカ)と3回の展示は大きな仮設テントでおこないました。
そして2012年4月、世界初となる砂像のための展示施設を整備し、新たな「砂の美術館」が誕生。屋内での初の展示となった第5期展示に「砂で世界旅行・イギリス編」を開催。その後の第6期展示「砂で世界旅行・東南アジア編」、第7期展示「砂で世界旅行・ロシア編」を経て第8期展示「砂で世界旅行・ドイツ編」、第9期展示「砂で世界旅行・南米編」、第10期展示「砂で世界旅行・アメリカ編」を開催。2018年4月14日~2019年1月6日は第11期展示「砂で世界旅行・北欧編」をおこなっています。
http://www.sand-museum.jp/about/
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どのようにして砂像を作るのだろう。 ネットでその様子がわかるのがあった。
今年は11回目だそうだ。来年はどんなテーマでするのだろう。機会があれば来年も訪れたいと思う。