あびこ観音

地下鉄御堂筋線「あびこ」駅からすぐのところに、厄除けで有名な「あびこ観音」がある。2月4日、日曜日なのでさすがに人が多かった。

「あびこ観音」というと、ひらがなの「あびこ」を書く場合が多いが、ここの地名は「我孫子4丁目」。

ずーっと昔、東京に出張に行った時に「我孫子」という表示を見て驚いたことがある。関東にも「我孫子」という地名があることを初めて知ったときだ。
「我孫子」と書いて「あびこ」と読むなんて、日本広しといえども大阪の我孫子しかないだろうと思っていたからだ。

「あびこ観音」の入口には「総本山吾彦観音寺」とかいてある。「我孫子」とは書かれていない。いったいどうなっているのだろう。

インターネットで調べてみると、大阪の我孫子と関東(千葉県)の我孫子とは直接の関係はないようだ。
「あびこ観音」の我孫子は、古代にこの地域を支配していた豪族であった依羅吾彦(よさみのあびこ)から来ているというのが有力らしい。
また「網曳子=網を曳く人=漁師」から来たという説もある。これは太古の時代のこの付近は海に面していて、漁業が盛んだったということから来ているらしい。
とにかくかなり昔からある地名、人名に由来があるようだ。(「大阪難読地名がわかる本」などより)

「あびこ観音」そのものの歴史も古く、創建は546年(大化の改新より以前)、日本最古の観世音菩薩の寺院とされている。私も「厄除けといえばあびこ観音」として知っていた所。

身内に後厄の人がいるので、油之不動明王を祀っている護摩堂で護摩を焚いてもらう。なぜ「油之不動明王」と呼ばれているのだろう。
受付で申込用紙に記入し、護摩木に願主や願い事を書いてもらう。結構ここで時間がかかったが、護摩木を焚いて呼ばれるのには10分程度の時間だった。
山伏姿の人が、祈祷をしてくれる。「臨兵闘者皆陣列在前」と九字を切ってもらって厄除けの終了。

恒例のおみくじを引く。

あびこ観音は「凶」がでることで有名。
私たちは毎年のように「あびこ観音」にお参りに来ておみくじをひくが、恒例といっていいほど「凶」がでる。
妻と二人共が「凶」が出ることも珍しくはない。
以前に両方が「凶」だったので、もう一度引き直しても、また両方共「凶」だったこともある。
それくらいに私たちにとっては「あびこ観音」のおみくじは「凶」がでるところ、となっている。
さて今年は私は「吉」だったが、妻は「凶」だった。
今年はちょっとはいい年になるのかなあ。妻にとっては今年はいつもの年ということだ。

ありました、ありました。
芭蕉(ばしょう)せんべいのおじさんの店が。
今宮戎の屋台で、2年ほど姿を見ていないおじさんの姿があった。
元気な声で通りゆく人に声をかけていた。
ちょっと一安心の気持ち。
今宮戎では店を出す場所が変わったのかもしれない。
来年を楽しみにしよう。

これも恒例の「厄除けまんじゅう」を買う。

二種類の色のおまんじゅうがあり、ふかしたての水蒸気がまいあがるような温かいおまんじゅう。
今回も長い列ができていた。
ここで買う、と決めている人が多いのだろう。

2月の「あびこ観音」へのお参りは、1年中で一番寒い時のお参りというイメージがある。
節分とは、立春、立夏、立秋、立冬の前日という意味。2018年の立春は2月4日。
暦の上での春の始まりに「あびこ観音」にお参りしたということだ。

お参りの後は、地下鉄入口のすぐそばにあったマクドナルドに直行。
幼稚園の子にとってはここが一番の目的だったようだ。

 

 

 

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