茶碗蒸し
淀屋橋の大阪ガスクッキングで、「男性のための料理教室」があった。
募集制なので当たるかどうかわからないが、面白そうなので応募してみると当たった!
行ってみると30人余りの男性が集まっていた。
エプロンをし、バンダナをまいて、なんとなく恥ずかしげな表情の人が多い。
小学校の家庭科での調理実習のようでにぎやかで、楽しかった。
ここで作った料理は五品。実習中は写真撮影禁止のため、家でレシピを元にその料理を作ってみた。ブログで紹介する第1回目の料理は「茶碗蒸し」。
私はこれまでに茶碗蒸しを作ったことがなかったので、これは楽しみだった。
上の写真は当日もらったレシピより。
材料(二人分)
生湯葉・・・20g
卵・・・1個
(a)
・だし汁・・・150ml
・薄口醤油・・・小さじ1/2
・みりん・・・小さじ1/2
・塩・・・少々
(b)
・だし汁・・・100ml
・薄口醤油・・・小さじ1/2
・塩・・・少々
水溶き片栗粉・・・適量
ミツバ・・・2本
ここで作った茶碗蒸しは最後にあんをかけるというもの。
これもめずらしかったので興味があった。
家では4人分なので、このレシピの2倍の量を用意をすればよい。
卵2個をよく溶き、だし汁をいれてよくまぜる。だし汁はお正月のおせち料理の時に用意したものが余っていたのでそれを利用した。
薄口醤油を小さじ1,みりんを小さじ1,塩を少々入れてよく混ぜる。
それら網でこす。あまり溶きすぎて何も残らないのはだめ。白身成分が茶碗蒸しを固まらせるのに役立つらしい。これは初めて知ったこと。
具の入った容器に四等分していれる。具は、料理教室では生湯葉だったが、家ではお雑煮の残りの具を再利用。鶏肉、大根、にんじんがはいっている。
これを蒸し器でむす。
その間にあんをつくる。
だし汁200mlに薄口醤油小さじ、塩少々。あたためて水溶き片栗粉(片栗粉と水を1:1の割合でまぜておく)でとろみを付ける。
蒸す時間がポイントのようだ。料理教室では専用のガスコンロで温度設定がされていたようだが、家で作る時は温度管理が大切。 時々ラップ越しにでき上がり具合を観察する。
料理教室では、ラップをしてあるのでその容器を少し揺すってみて固まっているか固まっていないかを判断する方法を教えてもらっていた。
使っているコンロ、蒸し器の大きさによって単純に決められないが、写真のような蒸し器では、茶碗蒸しのカップを入れる前によく沸騰させておき、強火で3分、弱火で10分少々でころあいの固まり具合になった。
無水鍋でも挑戦
ここまでは料理教室でならったこと。 私は家にある無水鍋で茶碗蒸しを作ってみようと思った。
無水鍋のフタに半分ほどの水を入れて沸騰させる。
そこに写真のように用意した茶碗蒸しのカップをラップしてならべる。
茶碗蒸しのカップに入れる卵などの準備は上の調理と全く同じ。
ここに無水鍋の鍋の部分を上からかぶせる。
写真のようにして、鍋の部分が蒸気がいっぱいになって、蒸し器と同じようになるわけだ。
時間は蒸し器と同じように、まず強火で3分。そして蛍火にして10分少々蒸すことにした。無水鍋は全体がアルミなのですぐに暑くなる。さわると火傷をするので取扱に十分注意が必要。
なかなかの出来ばえ。蒸し器と同じように出来上がった。
最後にあんをかける。こうすると冷めにくくて、味も深まっておいしかった。
お正月の残り物で夕食の一品ができあがった。上の写真は、食べてから写真を取るのにきづいたので、茶碗蒸しも少し食べたあとだった。
寒いときには温かい茶碗蒸しは体に良い。これで私のレパートリーも一つひろがった。ありがたい料理教室だ。
ちゃんと復習をして調理されているのには感心しました。恐れ入りました。見習わなければなりません。
風見鶏さんへ
大阪ガスの料理教室は楽しかったですね。
機会を見つけて家で実習していますよ。
残りのメニューも作ってみる予定です。