ドイツグリム紀行17(4日目の夜)

ブレーメンの音楽隊

img_7292

左はマルクト広場にある「ブレーメンの音楽隊」の像。
まわりが工事中なので、あまり目立たなくなっている。でもこれをのがしてはここに来たかいがない。
ロバの上に犬。犬の上に猫、猫の上に雄鶏がしっかりと乗って立っている。

松本侑子さんの「ブレーメンの音楽隊」についての文を紹介する。

「老いて荷が引けなくなり始末されようとしていたロバ、老いぼれて狩りができなくなった猟犬、ネズミを獲らなくなった年寄りの猫、今夜には殺されて食べられるオンドリ。彼らは飼い主のもとを逃げ出して、ブレーメンへ行っておかかえの楽士になろうと話し合い、旅に出る。夜もふけ、森で野宿していたところ、灯りが見える。近づくと、泥棒たちがご馳走を並べて酒盛りをしていた。そこでロバ、犬、猫、オンドリがいっせいに鳴き叫んで窓から飛び込んだところ、泥棒たちは魔物がやって来たと驚いて、ほうほうのていで逃げ出した。真夜中、ふたたび泥棒が様子を見に戻ってくると、鼻をつままれてもわからない真っ暗闇の中、猫に引っかかれ、犬に噛みつかれ、ロバに蹴飛ばされ、オンドリにけたたましくわめかれ、恐れをなした泥棒は二度と寄りつかなかった。そこで四匹の楽隊たちは、この家でしあわせにくらしました、というお話だ。
職を失い追い払われようとしている老人たちが、新しい仕事にありつこうと景気の良さそうな都会へ向かったところ、道中、食料や財産を貯えた強盗たちの住処にゆきあたり、四人で力を合わせて悪人どもを追い払い、屋敷を乗っとって住み着いた。めでたし、めでたし、といった物語である。その日暮らしの貧しい庶民にとって、この童話は胸のすくような爽快さがあったことだろう。弱者が悪を打ちまかすのびのびした自由な雰囲気が漂っていて楽しい。」・・・・・

img_3799_2

このブレーメンの音楽隊のロバの足だけがピカピカとひかっている。ロバの両足を握って願い事をすると、その願いは叶うという言い伝えがあるかららしい。それでは、とみんなロバの足を握っているところを写真に撮る。
このブレーメンの音楽隊の像は1953年に制作されたものらしい。
フランクフルトの空港で見たブレーメンの音楽隊のポスターは、この像だったのだ。ブレーメンの音楽隊の像は、いろいろとデザインを変えて町のなかにあったが、これが本家本元のブレーメンの音楽隊の像。

続いて行ったのは、この広場の近くにあるチョコレート専門店。

img_3807

img_3806ブレーマー・ハッチェス(Bremer Hachez Chocolade)というお店。1890年創業という歴史のあるチョコレート専門店。緑のドアが可愛いお店だった。
ブレーメンの音楽隊をあしらったチョコレートが売られていて、私たちもおみやげとしてゲット。ここには韓国からの若い人たちのグループも買い物に来ていた。それほど有名な店なのだろう。

img_3803

土曜日の夕方なので、この広場にはテントがでて、そこでは沢山の人が食事にビールにと週末を楽しんでいる。

img_7275

続いてやって来たのが「ベトヒャー通り」。中世の町並みを残していると言われているところ。

img_7287

img_7283

このビルの屋上には「グロッケンシュピール(Glockenspiel)」といわれている鐘が取り付けられている。
屋根と屋根の間にあるのは30個のマイセン磁器の鐘。
12~18時の毎時に、鐘の音に合わせて時計の横にある板絵が動き出し、コロンブスやリンドバーグなど大航海時代をテーマにした絵があらわれるというので、行ってみると、前の広場は大入り満員。

マイセン磁器は東洋から伝わった白い磁器をドイツで作ろうとし、1709年にその技術が完成したという。img_3765_2

img_3771

「あれはだれかな?」「コロンブスかな?」とあちこちで日本語が聞こえる。
夕方5時、まだまだ明るい。

img_7297

img_7298

ここは旧市街地のシュノーア地区。14世紀から16世紀にかけて建てられた家が残っていると言われている。かつては漁師や船員、職人さんたちの居住区だったそうだ。
左の写真はこの街角で見つけたブレーメンの音楽隊の像。本好きなロバ、犬、猫だ。
ここで様々なペーパークラフトが売られているお店を発見。ホテルに戻る前に、もう一度立ち寄ったが営業時間がすぎていて、戸には鍵がかかっていた。残念だ。夕食の時間が近づいているのだ。私たちはマルクト広場近くのレストランに行く。

img_3821 img_3822_2

img_3824 img_3829 img_3834 img_3835

歩き疲れた体に、ビールが染み込む。お料理もほんとに美味しかった。

img_3837

映画のロケなのだろうか?レストランからホテルに戻る途中で目に入った風景。
結婚式直前?直後?ウエディングドレスとタキシード姿の男女。おもわずiPhoneのシャッターを押すが、あわてたためピントがブレる。

img_7304

ブレーメンでのホテルは、RADISSON BLU BREMEN 。
旧ヒルトンホテルとして知られているホテル。ハーメルンの笛吹き男で出てきたヴェーザー川がすぐそばを流れている。
さて明日は飛行機に乗って出発地、フランクフルトに向けて移動する。
このツアーの最後の旅行地になる。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です