青島・蘇州の旅 19

蘇州大学  日本語劇

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蘇州大学主催の交流20週年のレセプション。 紅い横断幕には日本流に言えば「熱烈歓迎・・・」と書かれているようだ。
副学長は女性で、その副学長の挨拶から始まり、20年前に日本語の教科書づくりに努力した人たちの話など、日本と蘇州大学との交流の歴史を感じさせる会だった。
大学で日本語を教えるための教科書を、日本と中国の協力で作ったことは特筆すべき事だと思う。この関係が日中友好の底流に流れていると思う。

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年に1回、大学生を日本に招待する取り組みも始まっている。今年の春に日本に招待された大学生たちの挨拶もあり、会場から大きな拍手が湧いた。 大学関係者の人たちは、日本語も堪能で、中国語が突然日本語に変わったりして、さすが日本語学科に関係する人たちだと思ったりもした。

レセブションを終えた後は、日本語劇を行う会場に移動する。

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「蘇州大学日本語学科第9回日本語劇公演」と大きな横看板が吊るされいる。
約10年前からこのような教育実践がなされていることに驚くとともに、これまでの日本人講師の努力にあらためてすごいことだと思う。
綺麗にドレスアップした大学生が、進行をすすめる。

初めに「俳句」の授賞式。

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なるほど、日本の文化である俳句を通して勉強しているのか。
テレビの「プレバト」の夏井先生の影響で、日本の中でも俳句の見直し・再評価、日本語自体への関心が高まっているけれど、教育的効果も十分にあるのだなあと思う。

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各学年が合唱と劇をおこなった。司会も歌も劇もすべて日本語。
服装も思いの外、質素。
これが逆だったら、と思うとよく勉強しているなあと思う。

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舞台のスクリーンに時々中国語のセリフが写される。 言葉が全て日本語だから、中国の学生には内容はわからないわけだ。文楽劇場で、台本が映しだされているのと同じことだなあ。

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舞台の上手、下手には効果音楽のための琴と二胡の演奏がされている。先ほど見た事を練習していた学生さんだ。

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中国の時代劇。衣装が興味深かった。中国のどの時代の服装なのだろう?
スクリーンに「日立」のロゴが投影されている。このプロジェクターは日立製らしいが、学生たちはこれが日本製だということを知っているのかなあ。あとで聞こうと思いながら、また忘れてしまった。

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日本の高校のような制服。
蘇州大学の制服ですか?
いいえ、学生たちがネットで買ったんです。
AKBをイメージして、服装をそろえたらしい。

歌う歌は、NHKの朝ドラの「あさが来た」の主題歌、「365日の紙飛行機」。IMG_20160730_0002

歌の最後に、学生たちが隠し持っていた紙飛行機を会場に飛ばした。
私の座席に飛んできたのが、上の写真の紙飛行機。
「飛んで行け〜 飛んでみよう〜」
と、日本語で書いてある。
会場に飛んだ飛行機のいくつかには、紙飛行機の中にもメッセージが書かれていたものがあったらしい。私が手にした紙飛行機には、残念ながらメッセージはなかった。

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日本語講師からの講評が最後にあった。劇の脚本から全てにわたって日本人講師の努力がこの公演の背後にあったことはよくわかる。
学生たちがとても真面目で、落ち着いている姿に私は驚いた。
AKBの衣装を真似た女子大生は、自分たちの公演の前も後も、静かに座っている。
日本のテレビなどで見る女子大生のような軽いノリのような素振りは一切見せない。
それは日本と中国の大学生気質のちがいなのかもしれない。
そのことに気づいた私は、思わず自分の姿勢を正した。
ここは学習の場、なのだ。

公演を終えた後、学生たちとの歓談の場があれば、もっと私が気づかされることがあったのにとおもうが、時間は9時をすぎていた。
蘇州での貴重な体験だった。

 

 

 

 

 

 

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