青島・蘇州の旅 13

雨の蘇州見学 その2 獅子林(ししりん)

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獅子林(ししりん)は元の時代(1342年)につくられた庭園。
この庭園を作った禅師はかつて獅子崖というところで修行し、如来説法の仏典を「獅子吼」と称することから、この庭園を獅子林と名付けたという。
元の時代というと日本の室町時代。夢窓国師が苔寺で有名な西芳寺の庭園を作った頃。(蘇州の獅子林はも西方寺の庭園もユネスコの世界文化遺産に登録されている)
私は獅子の形をした岩が多いから、後世の人が「獅子林」と名付けたのかなあと思っていたがそうではなく、もともと最初から「獅子林」という名前だったのだ。

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花崗岩を中心として、この地方の名産となっている太湖石(穴やくぼみが多く、庭などによく使われている太湖産の石)が使われた、石と池の庭園。多くの石が重なっていて、迷路のようになっているところも面白くて、多くの観光客が笑いさざめきながら歩き回っている。

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私たちが蘇州を訪れていたときば、1元=18円だった。
獅子林の中にあるお店の看板が見ると、烏龍茶が30元、紅茶が30元などと書かれている。それより高いものは一杯50元とある。
そうすると日本円にすると、一杯540円から700円の飲み物ということになる。
これは中国の人にとって高いのか安いのか、、、。
日本で一杯700円のお茶となるとホテルのロビーで飲む感じになり、ちょっと高級な飲み物という感じがする。中国の物価としても嗜好品は高級品と感じているのだろうか。
時間がなかったので、実際にここでお茶を飲むことはできなかったが、ちょっと興味がある。
コーヒーがないというのは、中国の今の文化のようだ。

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IMG_4369小雨が降っているので、花も雨に濡れて色が鮮やか。

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現金輸送車らしい車が来る。売店や入り口での収益金を集めに来たのかもしれない。日本でも銀行にやってくるガードマンらしい人を見るが、そのような人たちだろう。ヘルメットには「武装」という文字が読めた。持っている小銃らしいものも、たぶん本物だろう。中国での武器の使用はどうなっているのかなあと思うが、中国旅行を何回も経験している人から「気をつけて」と言われるので、よけいに気になった。
ここ獅子林は東南アジアからの観光社も多いようだ。中国語以外の言葉やハングルらしい言葉も耳に入ってくる。

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ここは真趣亭。飾られている「真趣」の文字はこの獅子林で一番有名な観光スポットだそうだ。この文字は清の乾隆帝が行幸された時に、獅子林の庭園をご覧になって「真趣」言い、筆で「真趣」と書かれたとされている。「真趣」とは「本当に面白い」「本当に興味深い」といった意味だそうだ。清の乾隆帝の時代といえば1735年から1796年が在位期間と言われている。日本の江戸時代の中期だろうか。

さて獅子林の見学を終えて、もう少しこの旧市街地の中の風光明媚なところを歩くことになる。

 

 

 

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