スペイン「カルメン」紀行15

王立タバコ工場(現在のセビーリア大学)

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かつての「王立タバコ工場」はセルビア大学になっている。
あまりにも大きいので写真に全容が撮れなかった。

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窓にはタバコ工場当時の鉄格子が残っている。
入口近くにある丸い屋根の小さな建物は、兵士が見張り用に使っていたもの(左の写真)
ドン・ホセはこの中でタバコ工場を見張っていたのかもしれないし、この付近でカルメンに出会ったのかもしれない。

タバコはもともとヨーロッパにあったものではなく、新大陸から持ってきたものであることはよく知られている。日本語の「タバコ」と言う言葉は、スペイン語やポルトガル語のtabacoからきていることも知られていると思う。タバコの原産地は南アメリカのアンデス山脈。紀元前5000年から3000年にさかのぼると言われている。

アメリカ大陸との交易で利益をあげたセビーリアにとって、タバコは貴重品だったようだ。だからドン・ホセのような兵士が工場を見張っていた。ここではタバコ生産の一貫作業ができるようなっていて、すべての施設が整っていたという。
カルメンの時代である1830年代には4000人をこえる労働者が働いていたという。そしてカルメンのような女性労働者は約半数を占めていたとも言われている。その賑やかさは想像できる。

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現在は若者が勉強に勤しんでいる。 中庭(パテオ)があり、イスラムの影響だろう、噴水が置かれ、静けさと爽やかさを醸し出している。

セビ−リアの街は路面電車が走っているのには驚いた。

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トロリーバスや日本の路面電車のような架線が見えない。 地下鉄のように線路から電気を得ているのかな?とガイドさんに聞いてみる。 なんと、この路面電車は電気、電池で走っているのだ。
では充電はどこでしているのだろうと疑問が湧いてくる。これもびっくりなのだが停留所で充電しているという。なるほどね、それは日本でも見習えることだ。

カテドラルへ行く前に少し休憩。

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タバコ工場からカテドラルへ行く道にある五つ星ホテルの「アルホォンソ13世」。

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大理石が敷かれた中庭でお茶をいただく。
藍染めのクッションがおかれ、イスラム風のモザイクの壁、ここは1929年創業の歴史あるホテル。
ちよっと贅沢な気分を味わい、次の目的地のカテドラルへと足をすすめることになる。カテドラルはすぐそこだ。

 

 

 

 

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