スペイン「カルメン」紀行13

山車と揚げ物

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「カルメン礼拝堂」のすぐそばにマーケットがある。 そのマーケットに行くのか?高校生の一団が先生に連れられてやってきた。
男の子も女の子も髪を綺麗に整え、格好が良い。アンダルシアの女性は黒髪で髪が長く、黒い瞳の子が多い。日本人にはなんとなく親しみがわく。先生に対する態度を見ているときちっと大人の人に対する物腰だ。先生たちも静かに話している。
ガイドさんに「元気な高校生達を見ましたよ。今日は金曜日ですね。日本の学校は週五日制になっていますが、スペインは?」と聞いてみた。
ガイドさんは嬉しそうな顔をして「元気な高校生ですか。地元の子ですね。スペインも週五日制になっています」という返事。きっと自分のお子さんのことを思い出したのだろう。

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マーケットで食事をしている家族もいた。 イベリコ豚を売っている肉屋さん、魚をさばいているお店の人をパチリ。マーケットを見て回るのは楽しい。スベインの人たちの生活がすこしかいま見えるようだ。

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ガイドさんに案内されて街を歩いていると、ガイドさんに声をかける若い男性(写真左上のひげを生やした人)。ガイドさんもびっくりしたように声高に答えている。えっ、だれか知り合い? ではなかった。なんでもこの近くにお祭りで使う山車がある、それを見に来たらどうだ、と言っているそうだ。角を曲がったところにある倉庫がそこ。

きれいに彫刻されている箱のようなものがその山車。これはセビ−リアの春祭りで使うそうで、この上にキリスト教に関係する飾りが載せられるという。一番最後の写真がそれを下から見たもの。ここに人が入って担ぐそうだ。
もう少し具体的にと思って、インターネットで調べたものが下の写真。

スベインの山車2 スペインの山車1

http://estudiocarmen.blog116.fc2.com/blog-category-2.html 「私のスペイン」

http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-1642.html 「エスカルゴの国」

二つのブログから写真を引用させてもらった。

街を上げてのお祭りになるそうだ。市内を歩いている外国からの観光客に、気さくに声をかけて自分たちの自慢の山車を見せてくれたのだろう。なにかホットな気分。

少し順番が飛ぶがお昼はこのレストランでランチ。

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食べたのがこのフライ。 前回紹介したカルメンの「揚げ物」。 IMG_8872

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松本侑子さんの「ヨーロッパ紀行」物語にはこんな説明がある。

「セビ−リアに行って初めてわかったが、トリアナとは地区名だった。セビーリアを流れるグアダルキビル河の西側にある一角で、白く塗った建物だけが集まった繁華街だ。
・・・(略)・・・・それにしても、初めてのデートで揚げ物屋とは、ちよっと奇異な印象を持っていたが、アンダルシアに行って初めて理由がわかった。この土地の名物は魚介をオリーブオイルでフライした揚げ物なのだ。私も現地で小エビ、小魚のフライをよく食べた。川原では小エビ漁も見学した。
 アンダルシアの揚げ物は一口サイズの小さなもので、シェリー酒の軽いおつまみに、あるいは前菜前の軽いひと品となる。日本で言うなら、軽く焼き鳥屋へ誘う感じなのだろうか。何気ない料理の記述も、スベインに行ったからこそ、カルメンがどんなものを食べたのか、具体的に理解できるようになったが、そもそもは作者のメリメが食べた料理なのだろう・・・・・・・・。」

そう、このツアーの醍醐味は、カルメンやドン・ホセの生き方が身近に感じられるということ。小説の世界と現実のスペインが、メリメやビゼーの「カルメン」を通して体験できるということだ。

 

 

 

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