スペイン「カルメン」紀行3

アルハンブラ宮殿1

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スペインの世界遺産といえば、「アルハンブラ宮殿」。

アルハンブラ宮殿は大きい。長さ700m、幅200mの山の上に王宮と宮殿、離宮、兵営、教会などがある。

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_MG_7713 スペインの観光写真でよく紹介されている場所が次々とあらわれる。
スベインの歴史を出発前に調べてみようとしたが、その複雑さにたじろいでしまった。
受験勉強の知識しかないな私には一筋縄ではいかない。
ここアルハンブラ宮殿は、「イスラム建築の名作」といわれている。
イスラムは約800年にわたってスペインを支配した。それ以前はローマによって支配されキリスト教の国であったが、アフリカからやってきたイスラム軍に支配されることによって、イスラム教の国となった。

キリスト教徒の「国土回復戦争ーレコンキスタ」はイスラムの支配と同時にはじまっている。約800年のイスラム支配と並行してレコンキスタはあった。そしてアルハンブラ宮殿のあるグラナダがキリスト教のスペインに屈したのが1492年であった。奇しくもコロンブスの新大陸到着と言われている年と同じである。
アルハンブラ宮殿は建造されて600年以上の歴史のある建物だけにその風化は進んでいる。

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壁をおおっていたタイルも剥がれている。
建物の材料は、レンガ、木材、粘土などのもろいものが多いので、修復が続いている。

アルハンブラとは、アラビア語で「赤い城壁」という意味らしい。
建物のレンガの色であるとか、周辺の土地の色が赤いからとか、宮殿が赤い漆喰でおおわれていたとか、宮殿の工事が夜を徹して行なわれたとき、かがり火のために宮殿が赤く染まって見えたからなどの諸説がある。
宮殿と言われているが、実は城塞都市なのである。

このあまり立派にも見えないレンガ造りのような建物の中に入ると、最初に載せている写真のような、表から想像できないような別世界が広がっている。
ここにイスラム文化の美意識がある。
下の写真は同じ場所を露出を変えて撮ったもの。壁の外も内も緻密な彫刻がなされていることが分かる。

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下の写真はレンズの焦点を壁にあわせたものと外の風景に当てたもの。

内は素晴らしい彫刻で飾られ、外の風景は青空の緑と白い屋根の町並みが続くグラナダの街。グラナダはアラビア語で「ざくろ」を意味するとか。

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今は白く見える装飾も、かつては様々な色が塗られていたことが想像される。
下の写真は、宮殿内部の天井の模様の様子。
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アルハンブラ宮殿が最盛期の時には、その多様な彫刻デザインと色とで、さぞかし綺羅びやかな宮殿だったのだろう。 それは日本の寺院や仏像が色鮮やかに塗られていたように。

アルハンブラ宮殿は歩くと大変広い。
中庭の中央に噴水が見えてきた。噴水盤を支えているのは・・・?
これは〇〇〇〇ではないか。

 

 

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