下弦の月

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11月3日 午前8時半過ぎの西の空。
この日の月は「下弦の月」。

国立天文台のホームページには、次のような説明がある。

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上弦・下弦(First Quarter / Last Quarter / Quadrature )

・太陽と月の黄経差が90度・270度になること、あるいはその時刻が上弦・下弦です。
・半月(半月)、弦月(げんげつ)、弓張月(ゆみはりづき)とも呼ばれます。
・月の半分が明るく輝くように見えます。
・上弦・下弦の区別は沈むときに弦(まっすぐな部分)が上にあるか下にあるかによる、と言う人もいますが、単に陰暦で上旬の弦月、下旬の弦月程度の区別という人もいます。

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この上弦と下限の区別についての説明が面白い。
私は月が西に沈むときに弦のように見える真っ直ぐな部分が下向きの時が下弦の月、上を向いている時が上弦の月、とおぼえていたが、それ以外の説明があるなんてことは知らなかったし、どちらでも良いという感じの説明の仕方に笑いが出てしまった。

上弦の月2

上の写真は、http://hooktail.sub.jp/astronomy/moon/ より。

月の満ち欠けは次の図のように説明される。この図は国立天文台のホームページから引用した。

月の満ち欠け1

私が撮した下弦の月は、上の図でいうと4番にあたる。
これから月の満ち欠けは新月に向かっているところ。
黄経の差が270度ということは、太陽と月の角度が丁度90度と考えても良いことは図からわかる。

私が毎日見ているメールマガジン「星や空のこと」の11月3日の記事に面白いことがのっていた。

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−−−−− ほしのこと −−−−−
☆☆☆ 下弦 ☆☆☆ 
 きょうの月は下弦です。下弦の月は、真夜中に東の空から昇って
来て、明け方に南中し、お昼ごろ西の空に沈んでいきます。
 午前中に観察するのだったら、下弦の頃が良いと思います。もし、
月が見えていたら、ボールを持って手を伸ばして、その月の方向に
向けてみましょう。月もボールも半月のように見え、また、太陽は
90度真横にあって、そちらから照らしていることがわかるでしょう。

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それがこの写真。

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ベランダで実験・観察してみたのがこの写真。 写真に撮ると、月が小さく見える。
ボールがあまりにも近いので、太陽のあたっている面と影の面との差があまり目立たないが、月の形とよく似ていることがわかる。

このとき、月を正面に見て、丁度左手側に朝の太陽がある。
この月と左手の角度が90度になっているというわけだ。

この角度はこれから日ごとに狭くなってくる。
いいかえれば、太陽と月のみかけの距離が近くなってくる。
国立天文台の図でいえば、4から5へと移っていくということがわかる。
そして太陽ー月ー地球という位置関係、角度0度の時が「新月」となる。

月の満ち欠けが太陽と地球と月の位置で変わっていくことは、図でよく説明されるが、このようにボールを使って太陽の位置を考えてみることは、これまで私はしらなかった。大変面白くて、腑に落ちる説明だと思った。

 

 

 

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