三角点を探る旅 26 (米子)

米子城跡にあった三等三角点

鳥取県の米子市と島根県の松江市を訪れる機会ができたので、オプションとして三角点と水準点を探ってみた。 米子駅周辺には三角点、水準点、電子基準点があることがわかった。

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地図を見ると標高90mのところに三角点がある。 米子城があった頃にはさぞかし見晴らしが良かったことが想像できる。

米子駅には立派な書があった。 米子東高等学校書道部の作品のようだ。IMG_8474

掲示板にある米子城跡に三角点があるようだ。 ここに三角点の表示がほしいなあと思う。 IMG_8412

米子駅から米子城跡まで歩いて行く。 城山登り口を発見。この上にあるのだろう。
なかなかの坂道だ。二本差しの武士がこの坂道を走って登ったのだろか。

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坂道を登ると汗が出てくる。
山頂にたどりつく。どこに三角点が? あった!

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古い三角点だ。三等三角点と掘られている。 お城の上だから、二等三角点を予想していたがそうではなかった。 しかしほんとに眺めの良い所だ。天守閣からは360度眺めることができたにちがいない。 _MG_7420

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地図の90mという高さは、大阪の通天閣よりも低いが、実際に登ってみると、かなりの急斜面。お城としての価値はここにあるのだと思う。

帰りの坂道を下っていると、市役所の人がなにやら遺跡調査している場面に出くわす。 「何か遺跡でもあるのですか?」と私がたずねると、作業服を着てカメラを持っている女性が、 「この米子城全体が遺跡なのです。今その一部を調べています」と言う返事。 そうか、この米子城跡全体が遺跡なのか。

さて、次は地図にある水準点と電子基準点を探してみよう。