ClaChic 髙橋真梨子コンサート

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フェスティバルホールで開かれた高橋真梨子コンサート「ClaChic」に行く。 
4時開場だが、フェスティバルホール近くの喫茶店はもう満員に近い。みんな高橋真梨子コンサートに来ている雰囲気がにじみ出ている。
同世代かそれ以上かな?と感じる人達。カップルの姿がなんとなく多いような気がする。
昨年は8月に岸和田浪切ホールでの公演に行ったから、早いものでもう一年近く経ったのだなあ。
今回は新しくなったフェスティバルホール。建て替える前のフェスティバルホールでの高橋真梨子コンサートに来たことがあるが、新しいホールでの公園ははじめて。

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フェスティバルホールの3階ともなると、急斜面?の座席。
階段は急だが、座席に座ってしまえば見やすい?。
高橋真梨子さんのコンサートは照明がきれいなのが特徴。毎回新しい試みがなされている。前回はドレスに3Dマッピングだったけれど今回はなんだろうと楽しみ。

コンサートがはじまる。真梨子さんの赤い衣装が暗いバックに映える。

「雨に咲く花」「黄昏のビギン」「旅の宿」の3曲がオープニング。この3曲は新しいアルバムに収めてある曲ということだ。
「雨に咲く花」は井上ひろしが1960年(昭和35年)にヒットさせた曲。
「黄昏のビギン」は1959年リリースの水原弘の傑作。
そして「旅の宿」は1972年発表、吉田拓郎の名曲。
50年前のヒット曲だ。
真梨子さんも、「この歌は今日お越しのみなさんのほとんどは、しらないでしょう」とトークで笑いながら言っていた。いえいえそんなことはありません。

「目にゴミが入ったみたい。目薬は?」とハプニング。
突然のフリに驚いたヘンリーさんのおしゃべりが間をつなぐ。

そして次の歌は、「五番街のマリーへ」と「桃色吐息」。
真梨子さんは「一番売れた曲です」と笑いながら言う。
昨年も感じたが、コンサートで「五番街のマリーへ」や「ジョニィへの伝言」を歌うことが多くなったのではないかな?
以前は、「この歌以外をリクエストしてね」ということがあったことを覚えている。
最近はコンサートで自分のヒット曲こそ聞いてもらおう、という考えになってきたのかもしれないなあ。聞いている私にとっては嬉しいこと。

休憩なしに(真梨子さんのお色直しのために、途中でヘンリーバンドの演奏やパフォーマンスがあるが)歌い続ける真梨子さんのエネルギーに感心。歌った歌は、

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1,雨に咲く花
2,黄昏のビギン
3,旅の宿
4,五番街のマリーへ
5,桃色吐息
6、ブルースを聴かせて
7、Sincerely
8、涙もろいペギー
9、Stardust
10,Pocketful of Rainbow
11,素足のボレロ

HENRY BAND PLAY
             お熱いのがお好きでしょ
    Bang! Bang!

12,GLORIA
13,虹の水
14,Painter 〜アグリジェントへ戻りたい
15,目を見て語れ恋人たちよ
16、はがゆい唇
17、for you….
18、グランパ

アンコール
1,ごめんね
2,アナタの横顔
3、酒と泪と男と女
4,家へ帰ろう

アンコールの時の真梨子さんの衣装は真っ白なクラシックなドレス。
その真っ白なドレスが、ゲル状に輝いたり、柔らかな光に輝いたりと、ゴージャスでいて上品な雰囲気が舞台にあふれる。
いつも思うが、高橋真梨子さんのコンサートは上品。
ヘンリーバンドのパフォーマンスもユーモアがあふれている。
これもいつも思うが、ヘンリーさんのあのダンディさに脱帽。
御年70を超えても、ますますその動きの軽やかさには驚く。
3階席からでもそのカッコ良さが映える。

真梨子さんの歌声を聞きながら思う。
人間には表現したいという本能的な思いがあるのかもしれない。演劇や絵画や演奏や彫刻や文学や、、、自分の思いを他者に届けたい、伝えたい、そして共有したいという感情がありそれが芸術や文化を発展させてきたのかもしれない。太古の洞窟の壁画も、ペルーの地上絵も、歌舞伎も文楽も。

今日の舞台照明・ライトのほとんどはまっすぐに、直線的に観客席に向かっていた。
真梨子さんの思いや願いを届けたい、というかのごとく。そしてラストには窓際を飾るカーテンやローブのようなやわらかな布地が舞台の角を覆い、ソフトで温かい雰囲気がただよう。

アンコール曲の最後から二曲目。
真梨子さんが「どうしても歌いたかった曲」と言う。
私は単純に「何の曲かなあ」と思うだけだったが、前奏が流れだすと妻が「あっ、酒と泪と男と女」とつぶやく。ほんとに妻はよく知っている。淀工のブラスバンドの曲当てでタオルをゲットするぐらいだから。

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ロビーではヘンリーバンドのCDの即売会があり、握手会もしていた。
そういえば、ポスターに「ClaChic with Henry Band」と書いてあることにあとで気がついた。
Henry Bandもプログラムの一部なんだ。

三日間のコンサートがすべて売り切れ。

Thank you SOLD OUT!!

の文字が入り口のポスターにはってあった。

また来年も真梨子さんの歌声を聞きたいなあ。来た人たちがみんな思ったに違いない。

「死ぬまで歌い続けたい。いいですか?」と真梨子さん。
会場の大拍手。2階、3階席からも「ありがとー!!」という声が。
古いフェスティバルホールでは、1階席の半分ぐらいがスタンディングオベーションだったが、今日は1階席のほとんどが立って拍手をおくっていた。

「黄昏のビギン」で始まった公演は二時間あまり。公演が終わり外に出ると、フェスティバルホール周辺はまだ黄昏時。一年に一度、こういう時があっていいと思う。この思いが明日につながる。感謝、感謝。

 

 

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