よもぎ食パン(中種法)
昭和56年10月25日発行という「マイライフシリーズ№138 天然酵母パン」(矢野さき子著)に、よもぎを使った食パンがあったので、それを作ってみることにした。
材料は、
ボウル大に、強力粉250グラム、生種40グラム、水230グラム。
ボウル小に、強力粉250グラム、砂糖大さじ1、塩小さじ1,
よもぎ(乾燥)10グラム(本では適宜となっているので好みの分量を)。今回は高島屋の富澤商店で買ったものを使った。
ボウル大に生種と水をあわせて270グラムいれてかき混ぜる。
ボウル小には、砂糖と塩を入れておく。
生種を入れてかき混ぜたボウル大は、発泡スチロールの箱に入れて、こたつの中に6時間ほど置いておく。温度が上がり過ぎないように時々様子を見る。
30度ぐらいのところに6時間置くと、すっかりドロトロの状態になっている。
ここにボウル小の材料を入れ、かき混ぜる。まとまったら台に取り出す。
半分に分けて、片方によもぎ粉をいれてそれぞれ捏ねる。だいたい4,5分でまとまってくる。
まとまった小麦粉をそれぞれボウルに入れて、1時間半ほど発酵させる。
全体的に大きくなっている。
それぞれの生地を整形する。
めん棒を使って伸ばし、大きさは食パン型に合わせる。
よもぎ粉の入っているもの、入っていないもの二つ作る事になる。
二枚重ねて、ロールパンのように丸める。
食パン型に入れて、二次発酵させる。 私はオーブンの発酵機能を使って90分発酵させた。
90分の二次発酵の後、本焼きをする。
予熱をせずに100度で10分、150度にして10分、さらに温度を上げて200度で10分焼いた。今も部屋の中にはよもぎの香りがただよっている。
どうだろう。
本とほとんど同じような出来栄えになった。
切ってみると、白とよもぎ色のうず巻ができていて、春らしい色。
トーストしてみるとよもぎの香りも立ち、食欲をそそる。