マッサン2

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南海本線堺駅のそばにあるホテルアゴーラリージェンシーでマッサンをテーマにしたセミナーとランチのお楽しみがあった。

ホテルのFacebookでの紹介を引用すると。

~竹鶴政孝とリタの足跡を聞いたあとは、リタの得意料理を~
~After hearing Masataka Taketsuru and Rita’s footsteps enjoy some of Rita’s favorite dishes~

みなさん、「マッサン」ご覧になっていますでしょうか?放送開始から今日まで、朝からハンカチ片手に日本のウイスキーの夜明けを見守ってきた日々も、もうすぐおしまい。「マッサンロス」ともいうべき物寂しさを感じるのではないか、と思う3月の月末です。
そんな中、『ニッカウヰスキーのウイスキーアンバーサダーが語る「竹鶴政孝とリタ」をランチとともに』(40名様限定)を開催致します。
まずは1Fメインバー「フォースル」を昼の時間に特別開放し、重厚な零囲気の中、ジャパニーズウイスキーの新時代を切り開いた竹鶴政孝とリタの足跡を、ニッカウヰスキー 第5代 ウイスキーアンバサダーから聞きます。
その後、同じフロアのオールデイダイニング&ラウンジ「ザ・ループ」で、リタの得意料理を再現したランチをお楽しみください。
寒い地域でのウイスキー作りだったので、温まるようにと考えられた具だくさんの「リタのチキンスープ」やイギリスの家庭料理だった「シェパーズパイ」、また「ローストビーフ」は、リタのオリジナルだったミントソースでさっぱりと香り高くお召し上がりください。
残席わずかですので、最終回の放送と併せてお見逃しなく。
『ニッカウヰスキーのウイスキーアンバーサダーが語る
「竹鶴政孝とリタ」をランチとともに』
◆期日 3/26(木)
◆時間
セミナー/12:00~(1F メインバー「フォースル」)
ランチ/13:00~(1F オールデイダイニング&ラウンジ「ザ・ループ」)
・・・・・・・・・・略・・・・・・・・・・

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 お話をされたアサヒビールの本田雅之さんは、竹鶴政孝さんと直接お話しをしたという、今では数少ない人だそうだ。「君は何を勉強してきたのかね」とたずねられ、大学で学んだアミラーゼのことを必死でしゃべったが、後から先輩から「たずねられた意図がわかっていなかったな」と言われたエピソードなど、竹鶴政孝さんとリタさんのこと、ウイスキーづくりなど直接体験したお話を聞かせてもらった。

セミナーの中で、世界5大ウイスキーとはスコッチ、アイリッシュ、カナディアン、アメリカン、そしてジャパニーズと日本がはいっていること、「竹鶴17年」が世界最優秀賞を受賞したこと(3回目)など聞いていて楽しくなる話だった。

http://www.nikka.com/products/wwa/2015/

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左の写真はマッサンの中にもでてくる、ウイスキーのブレンドを確かめているところ。人呼んで竹鶴スタイル(あるいは政孝スタイル)といわれる独特なグラスの持ち方。
マッサンの番組収録でこのやり方を指導したのが本田さんということだ。これはこのセミナーに来たからこそわかった話。スコットランドの緯度は日本の稚内ぐらいの寒いところ。冬は余市より温かいが夏の平均気温は15度ぐらいの寒いところ。ウイスキーの原酒は樽の中ですっかり冷たくなっている。スコットランドの人が味と香りを確かめるために両手でグラスを包み、暖める仕草を見て、日本に持ち帰ってきたスタイルがこの竹鶴スタイルということだ。
それから本田さんだから分かる話はマッサンの番組で、鴨居商店でのブレンドのグラスと余市でのグラスは違っているそうだ。それには気が付かなかった。鴨居商店でのグラスはサントリーのグラス、余市でのグラスはニッカのグラスを使って番組が収録されているそうだ。

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このノートの写真は、竹鶴政孝さんの報告文書のためのノートのレプリカ。
マッサンの番組でも、ポットスチルなどの絵の書いたノートが出てきたが、これがそのモデル。
とてもとてもきれいなペン字で細かく書かれている。
学んだことを何が何でも日本に持って帰ろうとする意欲が伝わってくるようなノートだった。

質問の時間があったので本田さんに質問した。
マッサンを見ていて疑問だったこと。それはマッサンは戦争に行っていない。他の人は行っているのに。それはどうして?
本田さんの答えは・・・竹鶴政孝さんは兵役検査に行っています。柔道をしていたので甲種合格だったように言われています。ただ書類に実家が酒造りをしていると書いてあることから、アルコール産業はこれから重要な役割を果たすので戦地にいかずにお国の役に立つようにと兵役が免除されたそうです。

なるほど、そうだったのか。
講義が終わったところで、ランチタイム。
メニューの紹介。

寒い地域でのウイスキー作りだったので、温まるようにと考えられた具だくさんの「リタのチキンスープ」

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イギリスの家庭料理だった「シェパーズパイ」と「ローストビーフ」 IMG_5305 ミントソース2

ローストビーフのソースは3種類出てきた。醤油味、ソース味、そしてリタのオリジナルだったミントソース。 ビネガーがきいて酸味が刺激的なさっぱりとしたソースだった。

竹鶴政孝さんのお孫さんがインタビューで次のように語っていたホームページがあった。
「たとえば家で食べている物が普通の日本人とはずいぶん違うことが、結婚してからわかった。家でローストビーフを普通に食べている家庭はなかなかない。朝食はスクランブルエッグかハムエッグ、自家製のジャムにトースト、飲み物はミルクティーだと言ったら、英国人に一緒だと言われたことがある。・・・http://toyokeizai.net/articles/-/53874

へーっ、ローストビーフの食事が当たり前のようにあったんだなあ、と感心。
それから違う雑誌でお孫さんが「夜になると二人の部屋から英語でしゃべっている声が聞こえてきたことを覚えている」と語っているのも思い出した。

竹鶴政孝さんとリタさんは本当に生涯の伴侶だったんだなあと思うエピソードだ。

You gave me courage.

*マッサンも残すところ後1回。

第149回の放送後の朝イチで、予想通り有働さんは泣いていた。
特別出演の玉山鉄二さん、シャーロットさんも泣いていた。収録されたものがどんなふうに放送されるかは今日まで全く知らなかったそうだ。
何よりも一番泣いていたのが通訳の人だったのにはびっくり。
日本中の四分の一の人が見ているという番組。涙した人も多かったと思う。

私の勘違い:147回の放送「エマが帰国して5日目・・・とあって、マッサンが一恵先生にエリーの病状を聞く」ところで終わる。148回目の放送にエマとマイクが登場したのでびっくり。えっ、二人はイギリスに帰ったんじゃなかったの? 帰国したと言っていたのに。とずっと疑問のまま番組を見る。妻に私の疑問をぶつけると
「エマが日本に帰国してきた、ということよ」
あ〜っ、そういうことか。てっきりイギリスに帰国したと勘違いしていた。
どうしてそんな勘違いをしたのかなあ、と思わず苦笑してしまった。

明日で150回の放送がおわる。
私に勇気を与えてくれた番組だった。 

 

 

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