コロネ(中種法)
今回は熊崎朋子さんの本、「夜仕込んで朝焼きたてを食べるおいしい天然酵母パン」からのコロネ。 このパンには、本によるとコロネ型という型が必要。 スーバーなどの売り場で見てもそんなに安いものではない。毎日作るわけでもないので、作るのを後回しにしていたが、ネットでコピー紙を使ってコロネ型を作るのがあった。それならできそうとチャレンジしてみた。
「手作り、コロネ型」で検索するといろいろな作り方が紹介されているので、気に入ったやり方で作ることができる。 いろんな方法があるが12個ほどつくっておく。
材料は、
ボウル大・・・強力粉150g
計量カップ・・・水90g+牛乳40g+酵母15g
ボウル小・・・強力粉140g+塩5g+砂糖25g
バター・・・25g 卵黄・・・1個分
蜂蜜・・・15g
ボウル大に、水、牛乳、酵母を入れてまぜる。
ラップをして温かいところに3〜5時間おく。(私は冬の場合は発泡スチロールの箱に入れて保温。温度が低い場合はそのままコタツの中に入れたり、発泡スチロールの箱にお湯の入ったコップを入れるなどして温度を保つ)
3〜5時間発酵させたものに、ボール小の小麦粉(塩、砂糖が入っている)にバター、卵黄、蜂蜜を入れて混ぜる。
4,5分こねて、ラップをして冷蔵庫で一晩発酵させる(6時間〜24時間)
上の写真左が発酵前、右が12時間冷蔵庫で発酵させたもの。それほど大きくはなっていない。
冷蔵庫から出した生地をめん棒で、30cm✕20cmほどに伸ばす。
ナイフなどで1.5cm〜2cmの幅の帯状に切り、生地を少し手で引っ張るようにしてコロネ型に巻きつける。
オーブンシートを敷いた天板に並べ、温かい所で乾かないように40分〜50分おいて二次発酵させる。私はオーブンの発酵機能を使った。
溶いた卵白をはけで生地に塗る。ゴマをふりかけておく。
170度に予熱したオープンに入れて、約8分焼く。
型から外して予熱を取る。
コロネの中にいれるフィリングは、この本では豆腐とレンコンのフィリングが紹介されている。
材料は、木綿豆腐、レンコン、ハム、粒マスタード、オリーブオイル、塩、酢。 豆腐は水切りをしておく。レンコンは1cm角に切って酢と塩ひとつまみを入れてお湯でゆでて、水気を切っておく。 ハムは1cm角に切っておく。ボウルに豆腐を入れて潰し、粒マスタード、オリーブオイル、塩、ハム、レンコンを入れて混ぜる。
レンコンと豆腐のフィリングも新鮮味があっておいしかったが、やはり甘いフィリングもほしい。
市販のクリームと餡をかってきてコロネに入れてみる。
サクサク感としっとり感のある出来上がりだ。おやつになりそう。
でも、冷蔵庫で一晩寝かすのは時間がかかったけれど、美味しさにはかえられない。
手間と暇をかけておいしいパンを食べよう。