難波神社寄席

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ここは御堂筋沿いにある難波神社。文字通りに「なんばじんじゃ」。
仁徳天皇を祀っているそうだ。
ここに人形浄瑠璃の小屋を開いたのが人形浄瑠璃のはじまりということで、人形浄瑠璃発祥の地とも言われているらしい。
とにかく、心斎橋と本町のちょうど中間にある神社。 人形浄瑠璃発祥の地が所以なのか、ここで落語会が開かれている。 私も誘われて時々寄席見物に来るようになった。

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会場は1階の集会室。100人ぐらいは入れそう。
集会室の前に机を積んで高座が作られている。本格的な高座ではないのでグラグラするときもある。背の高い噺家さんだと、高座に上がるときに頭がつきそうにもなる。
繁昌亭のような常設の高座もいいけれど、こんなふうな高座もまた趣があって楽しい。桂文喬(かつらぶんきょう)さんが中心になって若手を集めてこのような落語会をやっているようだ。

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桂文喬さんは、大阪府立大学を卒業し、教員免許を持っていて博学として知られている。もともと教員をめざしていたが、大ファンであった3代目桂小文枝(5代目桂文枝・ちなみに現在の文枝は6代目)の子どもの家庭教師をしたことがきっかけに、正式に入門されたそうだ。

四人の噺家さんの落語を聞くと、芸というものは時間と経験が肥やしなのだなあ、と思う。
ここ難波神社での落語寄席の特徴は御堂筋を街宣車が通ること。今回は今までにない大きな音量と長い時間だった。誰の時に当たるか? なんとなく興味津々。林家笑丸さんの「やかん」にあたった。この危機?をどう切り抜けるか、出演者の皆さんはそれぞれ考えていたに違いない。でも「やかん」に当たったのだから、お噺どおりで、よかったよかったと私は内心くすくす笑っていた。

桂米團治さんは桂米朝さんの子ども。以前は桂小米朝と名乗っていた。実際に噺を聞くのは今回が初めて。お父さんによく似た語り口で、この「天狗裁き」は桂米朝さんが得意としていたもの。こうして語り継がれ、伝統の話芸が伝承されるのだろう。

トリの桂文喬さんの「宿屋仇」は40分もの大作。私は以前に桂枝雀さんのCDで聞いたことがある。宿屋の伊八(いはち)がおもしろい。階段を上がる音もリアルに再現し、時々フッと枝雀さんの姿が思い浮かぶ。
桂文喬さんは、これからの難波神社では、ねたおろしをしていくということだから、チヨット楽しみ。

楽しみといえばここ難波神社寄席ではくじ引きがある。
チケットの番号が当たればプレゼントがもらえる。

IMG_1035 当たりました〜。 上方落語協会という文字の入ったタペストリーで作った小物いれ。 繁昌亭の寄席の時に持って行こうかな。

☆8月6日ヒロシマ原爆の日。
 人間の歴史には闘いのなかった日はないという。
 すべての人々が自由に笑って暮らせる時代は何時来るのだろう。

 

 

 

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