カナダ・赤毛のアンツアー 30

英語で楽しむ赤毛のアン

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この本は松本侑子さんの一番新しい本。7月18日に発売になったもの。
「赤毛のアン」が好きになった人は、原文を読んでみたい、アンのこの言葉は原文では何と書かれているのだろう、などと思う人がかならずいると思う。

私もそのうちの一人だった。

学生の頃、今話題になっている村岡花子さんの訳で読み、松本侑子さんが完訳されたというニュースをどこかで知った。
NHKで松坂慶子さんと松本侑子さんの英語番組を見てますます原作に興味がわいた。
本屋さんで脳学者の茂木健一郎さんが「アンシリーズの原作を読破した」ということを立ち読みし、自分でもできるかなと思った。
梅田の紀伊國屋書店で原作のペーパーバック版を見つけて読んでみた。
冒頭はこんな書き出しだった。

 Mrs.Rachel Lynde lived just where the Avonlea main road dipped down into a little hollow, fringed with alders and ladies’s eardrops, and traversed by a brook that had its source away back in the wood of the old Cuthbert place;  it was reputed to be an intricate, headlong brook in its earlier course through those woods, with dark secrets of pool and cascade; ・・・・

と14行ほどになる文。ああ、これは自分には無理だとあきらめた。

今回、カナダ‥赤毛のアンツアーで松本侑子さんに聞きたいことがあった。
「このツアーが終わったら、赤毛のアンの原作を読むことができますか?」

松本侑子さんはこうおっしゃった。
「赤毛のアンの原書はね、準一級レベルの英語なの。大学の英文科レベルね。でも会話の文はやさしい文体が多いので、私は今、会話を中心に抜き出した、アンを英語で楽しむ本を執筆中なの」

これ、これ、ほしかった本はこれだ。
と待ちに待った本が、上の本。

「赤毛のアン」全38章からそれぞれ2〜3ヶ所を抜き出し、訳文、文法的説明、単語の解説、オールカラーの写真、カナダ人の朗読がCDで付いている。しかも、優しく書きなおした英文ではなく、原文を利用しているからその価値は高い。

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ツアーで、松本侑子さんが講師になって、赤毛のアンを英語で楽しむ講座があることを知った。 これまで、東京であることは知っていたが、今回は名古屋と言う。名古屋なら行ける、行って勉強しょうと思った。

ツアーから帰ってきて直ぐに申し込みの電話をする。間もなく定員80人になるけれども大丈夫と言われて、ホッとした。

7月20日が第一回で、月1回の講座で9月までの三回講座。

テキストにこの本を使い、直接松本侑子さんの講座なら、「赤毛のアン」が原文で読めるようになるかもしれない。

そんな夢を持ちながら、第一回に参加すると、ツアーでご一緒だった関西圏の方も参加されていて、久々の再会を楽しんだ。

仮定法過去、分詞構文、強調のdo、受動態、と懐かしい言葉と、松本侑子さんが原文からピックアップした単語での発音練習、と内容もたくさんで、知的な時間を過ごすことができた。
終わりには、今回の復習と、予習の方法まで指示があり、久々に学生気分になった。
二回目が楽しみだ。