カナダ・赤毛のアンツアー 29

これまでのブログで紹介できなかった写真4枚。

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アン証明書

上から、朝露で雪が降ったようなグリーン・ゲイブルズまでの広場。
朝日が映える、グリーン・ゲイブルズの窓。
夕暮れ時、グリーン・ゲイブルズの納屋の上に輝く木星。
深夜、頭上に広がる北斗七星。緯度が高い分だけ、北極星の高度が高い。それに合わせて北斗七星の位置も日本より高い。

最後は、グリーン・ゲイブルズを訪れたことを証明するサイン入りのカード。

さて、赤毛のアンツアーというタイトルだったが、アンよりも作者モンゴメリさんの生き方を学ぶ旅だったように思う。ガイドされた松本侑子さんがこのように書かれている。

「世間的には、流行作家、大英帝国勲章の授与、フランス芸術院会員といった名誉の反面、夫のうつ病と精神病院へ入退院、息子の放蕩と、私生活では苦労も多かった。
だが愛するプリンスエドワード島を舞台にして、アンの心豊かな暮らしを、英文学と聖書の美しい句をふんだんに引きながら描くことは魂の慰めであり、また懐かしい喜びではなかっただろうか。
アンには、わが家「グリーン・ゲイブルズ」が島にあり、大学を出て校長になり、愛する男性と結ばれ、島で幸せな家庭をもち、たくさんの子どもに恵まれる。
一方のモード(モンゴメリさんこと)は、祖父母亡き後は、育った家はおじが相続し、故郷に「わが家」はなかった。大学卒業もかなわず、愛情からというよりも理性的な判断で家柄がつりあう牧師と結婚した。
モードは、自分の人生でかなわなかった夢をすべて、アンに託して、幸福な女の一生を創りあげたのだ。それは必ずしもモードが不幸だったというのではない。もし自分が選ばなかった道を生きていたら、どうなったのか・・・。もう一つの夢の生涯を生きる分身がアンだったのだ。」

「赤毛のアン」はモンゴメリさんの自伝ではない。モンゴメリさんが生み出した文学作品である。作品自体のすばらしさを読んで感じながら、さらにモンゴメリさんの生き方を知ることは、作品の深みを増すとともに、読者の受ける感動はさらに増す。

読む人の生き方をポジティブにする作品、それが「赤毛のアン」だと思う。
そしてモンゴメリさんの生き方に触れ、この作品を生み出したモンゴメリさんに感謝したい。

 

 

*このブログを書くにあたって、松本侑子さんの本にお世話になっています。とりわけ「赤毛のアンのプリンスエドワード島紀行」(JTBパブリッシング)は本当に役に立ちました。赤毛のアンに関するツアーに参加する場合、この本と「赤毛のアンへの旅 秘められた愛と謎」(NHK出版)は必携の本だと言えます。

 

 

 

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