宇宙から見た地球の夜景

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IMG_20140307_0005この「宇宙から見た地球の夜景」の写真は、以前にブログで紹介した「階-きざはし」(帝国書院)の24号(2014年2月)の付録についていたもの。
前々からこういった宇宙から見た地球の写真を手にしたいと思っていた。
実際の写真は南半球の部分も映った地球全体の一枚の地図(43cm✕82cmぐらい)。
この写真の実物を手に入れるのは、帝国書院の「階」を購読するのが一番確実だと思う。
この写真にある解説を以下に紹介する。
「この画像はアメリカの人工衛星がとらえた地球の夜景である。2012年4月と10月のデータを画像化して作成した。人工衛星は地上の我々に多くのことを教えてくれる。この画像は気象・地球観測衛星から見た最新の世界の姿である。
黄色やオレンジ色の点は「光」を表している。黄色は明るさが強い光で、オレンジ色は弱い光である。黄色に鮮鋭に光っている場所は人口が多い地域で、道路整備などが進んだ経済状況が活発なところである。ぼんやりとした光が見える地域は、油田や鉱山である。
・アジアでは日本と中国、韓国が比較的明るく見える。日本海にうっすらと光って見えるのは、イカ釣り漁船の灯りである。
・ヨーロッパはロンドン、パリの大都市だけではなく、ベルギー、オランダ、イタリア北部などの工業地帯に強い灯りが多くあることに加えて、広い範囲に小さな光が広がっている。
・ナイル川の川筋に沿った灯りは、ナイルの恵みで流域の人々の生活圏が発達していることを表している。
・アメリカ合衆国の東部は平地に大小の都市が広がり、広範囲で明るくなっている。西海岸は、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどの明るい都市が連なっているのが見える。
・ロシアでライン上に連なって見える光がシベリア鉄道である。ロシア国内を東西に横断しているのが確認できる。
・最近とくに変化が見られる地域は、中国とインドである。中国は東部を中心に強い光が点在しているのに対して、インドは小さな灯りが広く分布していることが特徴である。そのほかにもブラジルの首都(リオデジャネイロ)周辺や、サウジアラビアなどのペルシャ湾沿岸地域も光が広がってきた。
地球の夜を照らす鮮やかな光は、世界におけるエネルギー消費の実態の裏返しである。この画像から、我々は環境に配慮した生活の必要性を考えさせられる。」
1枚の写真にまさるものはない、百聞は一見にしかず、の端的な例。
しかし、ひとつの事実もそれを読み取る人によって様々に変化する。
夜に輝く地球を、人類繁栄のシンボルとみるか、地球環境の悪化とみるか。
「地獄への道は善意で舗装されている」とは、マルクスの著作で有名になった言葉。
100年後、1000年後の人類は、西暦2000年代の人間に対してどのような評価をするのだろう。