素晴らしき哉、吹奏楽!

IMG_20140122_00011月18日土曜日。
淀工の創部55周年記念演奏会に行く。
場所はフェスティバルホール。この6年間は工事のために、福島区にあるザ・シンフォニーホールでの公演だった。
新装なったフェスティバルホールでの演奏会。
聞くところによると、18日、19日の計4公演はすべてソールドアウトだったとか。
フェスティバルホールの定員は2700人。
ということは2700✕4で一万人を越す参加者。
しっかりと根づいている。
私は初日のお昼、つまり一番最初の公演のチケットを手に入れた。
IMG_20140122_0004淀工の吹奏楽は全日本吹奏楽コンクール金賞26回という、素晴らしい演奏で吹奏楽の世界では全国でも指折りのもの。
私は淀工の演奏会にはサマーコンサートであったり、グリーンコンサートだったり、京セラドーム大阪でのマーチングバンドであったり、何らかの形で行って楽しんでいる。
そもそもきっかけは、妻の知り合いの小学校の先生の教え子に淀工の吹奏楽部の子どもがいたことだ。その子のお家から、定期演奏会があるから来てほしいというお願いが、その先生にあったそうだ。妻もその先生から頼まれて、「えーっ、高校生のブラスバンドの定期演奏会〜?」と義理で行ってみた。「それが感動ものだったのよ!」と興奮しながら話してくれた。
ちょうどその時に、所ジョージの「笑ってコラえて』吹奏楽の旅~淀工吹奏楽部〜が放映された。
これはすごい! 私もこんな演奏会に行ってみたい、と思いそれからは毎年のように行くようになり、音楽が好きそうな人には紹介してきた。
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上の写真は2009年1月の創部50周年記念演奏会のもの。場所は大阪城ホール。聴きに行って驚いた。大阪城ホールが本当に満杯なのだ。多くのイベントでは、舞台が設置されている後ろ側には観客席を設置しない。ところが淀工のコンサートは全部座席で満席。全国のブラスバンド部員1000人がホール一周にならび「アルメニアンダンス・パート1」の合同演奏。もう圧巻だったし、指揮者の佐渡裕さん、アナウンサーの道上洋三さんもきて、楽しい演奏会だった。

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「55周年ということで、曲目をいろいろ考えたのですが、これまでと同じものになりました。同じものでもこの子たちには初めての演奏です」と指揮をする丸谷先生。ブラスバンド部は女子高生が多いのが多くの学校だが、淀工は男子高校生が多い。曲目は、
ハイデックスブルク万歳!
カーペンターズ・フォーエバー
大阪俗謡による幻想曲
アルメニアンダンス・パート1
大序曲「1821年」などなど。
「大阪俗謡による・・の鈴は太鼓正で買いました」などの説明から、1年生による楽器紹介でのインタビューなどアドリブ入りの丸谷先生の司会も、淀工の演奏会の楽しみ。
淀工の定期演奏会に来るきっかけとなった10年前の部員さんは、先輩達の演奏でのクラリネットに登場していた。こういったつながりが淀工の力になっていると思う。

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「吹奏楽の星」という雑誌に淀工が紹介されていた。
淀工吹奏楽部の魅力はこの写真からわかるように、子どもたちの表情がステキなのだ。
指導者の丸谷先生が「この子たちは全国で一番練習をしてきた子たちです」と演奏会で紹介されていた。
私は演奏の技術的なことや作品の難易度については全くわからない。
でも演奏のすがすがしさはわかる。演奏している時の姿勢、立ち姿、それはキリッとしている。無駄が削ぎ落とされている感じがする。
演奏会が終わった時、いつも思う。
「高校生っていいなあ」

淀工の演奏会はいつ行っても楽しいが、一番のおすすめは1月のグリーンコンサート。
3年生最後の演奏会。
乾杯の歌を歌い3年生が一列に並ぶ。進路は様々だが、この3年間の活動はこの子たちの人生にとって必ず力になる、と見ていても実感するし目が熱くもなる。
何らかの形で、自分の輝く時を持ち、自分の力に自信を持つ、そして仲間との絆を確信する。
こういった経験を子どもたちがもてるようにすること、自信を持って社会に出ていけるように背中をおしてやること、それが大人の役目であり、社会の役目だとおもう。

演奏時間は終了予定の時間をかるくすぎていた。
来年はスタンディングオベーションしたいなあ。
今年もつぶやいた。
「高校生、なかなかやるもんじゃないか」

 

 

 

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