モンゴル での乗馬体験 14

モンゴルの文字

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これはモンゴルの紙幣、1000トゥグルグ。日本円にして70円ぐらい。表にはチンギスハーン、裏は移動宮殿がかかれている。表にある縦書の文字がモンゴル文字。ネットからの資料を拡大してみると、

スクリーンショット 2013-09-10 14.56.40真ん中にある縦書の文字だが、記号のように見えて、私には全くわからない。モンゴル文字の歴史は13世紀頃ウィグル文字から作られたと言われている。左から書く縦書の文字。
モンゴル人民共和国の時代ではキリル文字が使われ、民主化のあとモンゴル文字の大切さが見直され、学校でも学ぶようになったそうだ。しかし空港や街を歩いてみれば、目につくのはほとんどがキリル文字。
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ウランバートル市内の公園にあったたてふだ。左の毛書体のような文字がモンゴル文字。右がキリル文字。
このたてふだにはなんて書いてある?
127実は日本でもよくみるたてふだだった。
モンゴル文字とキリル文字で書いてあるたてふだのすぐそばにあったたてふだがこれ。

世界人類が平和でありますように
May Peace Prevail On Earth
と書かれているのだ。

モンゴルの文字について調べてみると、1921年に社会主義国になったあと、1942年にモンゴル文字が廃止され、キリル文字が使われるようになった。キリル文字はロシア文字でおなじみだが、モンゴルの言葉はこのキリル文字だけではすべての発音が表記できないので二つの母音をあらわす文字が付け加えられている。
*モンゴル文字とはどんなものか興味がわいて、もしI-Phoneをもっているなら、App Storeで「モンゴル」と検索すると、モンゴル文字のエディタやカレンダーなど無料のアプリがでてくる。さすが!とアプッル社の今はなきジョブズに感謝してしまう。

根の深い木(韓国歴史ドラマ)

根の深い木 「モンゴルにはもともとモンゴル文字という文字があった。しかし旧ソ連との関係でモンゴル文字を廃止し、旧ソ連が使っていたキリル文字を使うことになった。キリル文字だけではモンゴルの言葉をすべて表現できないので二文字追加した。」ということを知ったとき、以前に見た韓国ドラマの「根の深い木」を思い出した。これはハングルを創ったセジョン大王の話。ハングルを完成させるまでの苦労がよくわかった。全24話なので多くの人が見るといいのにと思い、紹介してきたが実際に見た人が少ないのが残念。
「漢字で表しきれない朝鮮の風土から生み出された音声を表すために、ハングルという表音文字が作られた」という考え方や過程がよく表されているドラマだと私は思った。

モンゴルは自分たちの文字、モンゴル文字を捨て(させられ)キリル文字を使うことで自分たちの音声を表すように努めた。そして約50年、民主化のあと自分たちのもとからの文字を復活させようと学校でも教えるようになり、公用語としてモンゴル文字の復活を試みているが、50年の時間はその実現を妨げているのが現実らしい。またモンゴル文字の弱点は横書きできない、ということもあるらしい。

民族が持つ言葉、文字、言語とは? モンゴル文字を通じてそんなことを考える機会になった。

 

 

 

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