モンゴルでの乗馬体験 12

さらばテレルジ 草原の国

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いよいよこのゲルのキャンプ場ともおわかれ。
民族衣装を着たお姉さんが、モンゴル式のお別れの儀式をしてくれた。
馬乳酒を空にまいて何か儀式の言葉を言っている。よくわからなかったのが残念だった。もう少し知識があれば、と思う。
このツーリストキャンプ場は、日本とモンゴルの合弁事業で始まっているので、日本人に便利なように運営されている。設備も昨年に比べて新しくなっているし、新しく作られたゲルはシャワーや水洗トイレもある。

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私達の乗ったバスが出発しても後方では別れの儀式が続いているのか、手をふっている姿がずっと小さくなっても見えていた。

昨年はこのようなモンゴルの伝統的な儀式はなかった。モンゴルの文化体験の試みかもしれない。あるいは修学旅行受け入れなどの影響かもしれない。でも、私にとっては良い体験になった。

ウランバートル市内観光

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写真はスフバートル広場と政府宮殿。政府宮殿の真ん中には大きなチンギスハーン像がある。
この広場に立ってみるとかつてモンゴルが社会主義国だったことがよくわかる。
モンゴルの人口は280万人、その半数近い122万人がウランバートルの人口。
この都市に一極集中になっている。ビルが建ち、人口が増え続けると様々な課題が出てくるなあ、と人ごとながら心配する。
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ここはザイサン・トルゴイとよばれるいわゆる戦勝記念碑。1971年(1921年モンゴル人民共和国成立、モンゴル民主化は1992年)に建設されたもので、市内の南側の小高い丘の頂上にある。写真のように内側にモザイク画が描かれたコンクリート製の壁が丸く取り囲んでいる。モザイク画はモンゴル軍とソビエト連邦軍が協力して、大日本帝国軍やナチス・ドイツを破り、平和が訪れた様子が描かれているそうだ。
現在は夕涼みの親子連れや、学生たちの語らいや、市民の憩いの場となっていて周りには日本で言うなら屋台がいくつもあった。
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丘の上から見たウランバートルの町並み。日本ではビルの壁面には使わないような色をふんだんに使った鮮やかなビルや住宅が立ち並んでいる。ぐるりと回って山側を見ると山土がおこされて、ビルや建物がつぎつぎに建造されている様子がよくわかる。
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IMG_3005丘の上からは、火力発電所が見える。高い煙突から煙があがっている。モンゴルの電力の90%が火力発電である。水力発電は1%余り。将来は原子力発電も考えられているそうだ。
日本が経験してきた、大気汚染、公害、汚染水、放射能の問題、、、同じ道を歩かないかと心配するが、ここで日本の経験が生かされないものかと丘の上からウランバートルの市内を見て思った。テレルジの草原を吹き抜ける空気がいつまでも続いてほしいが、、、国の発展とは? どこの国にもある課題だと思う。