ボイジャーの旅 その1

ボイジャーの旅 ソフィア・堺プラネタリウム「堺星空館」で「ボイジャー」についての投影があるというので出かけた。
この特別投影は11月30日までだが、「ボイジャーの旅」は8月中は毎日、9月からは土日のみの投影となることがわかったので、早い目に行くことにした。

ボイジャーといえば、1977年9月5日に1号、8月20日に2号が打ち上げられた惑星探査機である。(2号のほうが先に打ち上げられたのは1号のシステム不良のため打ち上げが延びたからである。)

打ち上げられてから35年をこえているが、まだまだ現役で観測を続けているのだからすごい。

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ボイジャー1号、2号は同じ大きさで1.79cm×47cmの十面体の箱形。軌道上の重量は721.9kg。
直径3.66m(軽自動車ぐらいの長さ)のパラボラ型高利得アンテナと、本体から2.5m外側に伸びたブームに取り付けられた観測機器、このアームの反対側には磁気計のついた13mのブームが長く伸びているのが特徴的な形になっている。

電力はプルトニウムの崩壊により発生する熱を電力に変換するいわゆる原子力電池。発電力は470Wで、上手に使えば2020年まで持続するというからすごい。ボイジャーは搭載された3台のコンピュータにより、高度に自律的な振る舞いができるようになっているそうだ。35年前の設計だが、当時の最先端の技術と余裕たっぷりの設計と豊富な予算がこのことを可能にしていると私は思う。(日本のはやぶさと比べると羨ましい限りだ)

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この写真はこの春に多摩六都科学館に行った時に撮った写真。多摩六都科学館のエントランスホールにはボイジャーの原寸大模型が展示されていた。はやぶさのパラボラアンテナの直径は1.6mだったから、その倍以上ある。13mのブームは本当に巨大だった。

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ボイジャーで有名なのは、地球の画像と音を収めたゴールデンレコード。55の言語と115の画像などが記録されている。もちろん日本語も。日本の音楽からは尺八の古典曲が、ドイツ・イギリスを代表してベートーベンの交響曲第5番、ペルーからはコンドルは飛んでいくなど90分の電子データが収められている。人類以外の生命体がこれを発見するのか、あるいは人類が惑星間飛行や恒星間飛行の技術を開発して自分たちの過去のデータとして見るのか、とにかく何万光年という時間と空間をこえた夢ともいえる。
ボイジャー1号、2号の獲得してきた成果は次回に。

 

 

 

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