地には平和を

月から見た地球

010._

カッシーニ(土星探査機)から見た地球

カッシーニと地球

今日は8月15日。日本が戦争に負けた日。終戦記念日。
宇宙から見た地球と、谷川俊太郎さんの詩「生きる」でこの日の意義を考えたい。

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生きる

谷川俊太郎
生きているということ

いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木漏れ日がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみをすること

あなたと手をつなぐこと

生きているということ

いま生きているということ

それはミニスカート

それはプラネタリウム

それはヨハン・シュトラウス

それはピカソ

それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ

そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ

いま生きているということ

泣けるということ

笑えるということ

怒れるということ

自由ということ

生きているということ

いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまがすぎてゆくこと

生きているということ

いま生きてるということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ

*「地には平和を」という言葉は、もともと聖書にあるそうだ。
わたしは、小松左京さんの小説「地には平和を」(もし、8月15日に戦争が終わっていなかったら、という設定の小説)を読んでこの言葉を知った。

 

 

 

 

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