ハワイ諸島

ハワイ島1
私がリゾート地としてのハワイではなく、違った意味でハワイに興味を持ち、いつか行ってみたいなあと思うようになったのは、NHKラジオ英会話を聞いていた時だった。
講師の大杉正明さんの解説で、ハワイを舞台にしたものが1996年にあった。そこで知ったのが、
NIIHAU (ニイハウ島)
ニイハウ島ここは個人の所有する島だと知ってびっくりした。アメリカ合衆国ではないんだ〜、なんて驚いた。ハワイツアーのカタログや旅行書を見ると確かにこのニイハウ島は載っていない。
調べてみると、1864年(明治維新の4年前)にスコットランド人のエリザベス・シンクレア夫人がカメハメハ5世(1863年 – 1872年)から、ピアノ1台と 10,000 ドルで、島を島民付きで買い取ったそうだ。現在も、シンクレア夫人の末裔であるロビンソン一家がニイハウ島を所有し、人口は日系人と純粋のハワイアンあわせて200人ぐらい。言葉もハワイ語を話しているそうだ。
もちろん完全に隔離されているわけではないが、伝統的な生活を送っているそうだ。訪れてみたい気もするが、観光化しないでほしい気もある。

MOLOKAI(モロカイ島)

モロカイ

英会話の講座の中で、ハワイのハンセン病の患者がこの島に隔離されていたという説明があったことをよく覚えている。

今調べてみると1996年4月1日に日本の「らい予防法」が廃止されている。そうするとこのことを受けて、ハワイでのハンセン病への取り組みを英会話の教材にしたのかもしれない。だったらすごい先見の明がある放送だったと今さらながら思う。ハンセン病の治療については、ダミアン神父が有名だが、日本人の医師の協力もあったそうだ。現在この島は、The Friendly Island(友情の島)と呼ばれているそうだ。残念ながらこの時の放送のテープもラジオ講座のテキストもすべて処分してしまっている(20年近く前のものだから、仕方がないか・・・)。

KAHOOLAWE (カホオラウェ島)
カホオラウェ この島はラジオ講座で知ったものではなく、アメリカ軍の射撃場として使用していたという記事をどこかで読んだ記憶がある。たぶん沖縄との関係で知った知識と思う。朝鮮戦争・ベトナム戦争時には戦闘爆撃機による対地攻撃の演習場となっている。先住民のハワイ人から返還運動が起こり、1993年にハワイ州政府に返還されている。この時より島全体が「先住ハワイ人の文化的・宗教的活動にのみ使用される」ことになり、「この島での営利活動は一切禁じ」られている。今も不発弾処理が進めらてれいる。そのため現在も観光客の立ち入りが禁止されている島である。
アメリカ軍、基地と切り離して考えられないハワイの現状がここにある。ハワイはアメリカ合衆国の州の中で基地の割合が一番多い州だそうだ。歴史を含め沖縄に似ているところが多い。
観光地として輝けば輝くほど、輝く光のつくる影は濃く暗い。これが現実という声もあると思うが、輝かしさに目をくらませることなく、私は影の面にも目を向けることを忘れないようにしたい。(地図、写真はインターネットより)

 

 

 

 

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