イギリス料理とじゃがいも

「イギリス料理はまずい」とか「最近のイギリス料理は美味しくなってきた」という両方の声があるなか実際に食してみると。
「これがまずいの?、気にするほどではないなあ」というのが私の実感。
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ホテルの朝食のほとんどはビュッフェ形式(いわゆるバイキング方式)なので、日本人も外国人も同じ食材を食べている。並んでいる料理はそんなに変わっているものではない。北欧で感じた「野菜がない」ということもなかった。上の写真は二日目のレストランでの夕食。前菜に野菜もたっぷり。
下の写真はマナーハウスでの朝食。いわゆるイギリス式ブレックファスト風。目玉焼き、ベーコン、ソーセージがならんでいる。このお皿が配膳される。あとはコーナーに並んでいるパンやジュース、ヨーグルトなどなど自分のほしいものを選ぶ。

 

 

 

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ただ、びっくりしたのは「じゃがいもが多い」ということ。必ずといっていいほどジャガイモがでる。
IMG_0354IMG_0879IMG_1040ここに上げた写真は昼食や夕食でコースとして出てきたもの。いろんな大きさのジャガイモを楽しめた。
でも、疑問点が一つ。
ジャガイモはコロンブスによって南アメリカの存在がわかったあと、スペインの無敵艦隊等によってヨーロッパに伝えられたと言われている。16世紀になってからヨーロッパの食卓に並ぶようになったそうだ。コロンブス以前のイギリスの食事にはジャガイモがなかったはず。では、15世紀のイギリスの食事はどうだったのだろう。ジャガイモなしの食事、メインは何?

調べてみると、貴族と庶民とは食べるものが大きく違っていたようだ。それは日本も同じ。武士・貴族と農民や商人の食文化は違っていた。

15世紀(ジャガイモが伝わっていなかった時代)のメインはパンと豆だったようだ。肉を主食にしていたのではとも思ったが、肉は高価なもので、肉よりは魚、そして穀類と豆類だったようだ。そしてフランスではパン食が主だったが、イギリスやドイツはパンよりも豆類(えんどう豆、そら豆、ひよこ豆など)を主としていたようだ。小麦の生産に関わっているのだろうか。

ヨーロッパの食卓はコロンブス前と後では大きく違っている。
ジャガイモ、いんげん豆、トマト、唐辛子、トウモロコシ、カカオ、バニラはアメリカ大陸から持ち帰られたもの。イギリス料理のメインとなったジャガイモはコロンブスのおかげとも言えるだろう。

 

 

 

 

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